布用ハサミと紙用ハサミの違いは?
布用ハサミと紙用ハサミの違いは?
■曲がり具合
布用は逆への字になっているので、
テーブルに置いた布をあまり浮かさずに楽に切ることができます。
紙などを切る一般のハサミは左右対称形が多いですね。
一部には親指が小さく、残りの2~3本の指が入るようなハサミもありますが、
右利き用・左利き用に分かれるので、以前よりも減ったような気がします。
■布用ハサミでは紙を切らないで!
紙は木の繊維をほぐして細かくしたものを薄く均等に広げたものなので
布用のハサミで切ると、刃が傷んでしまうのです。
布を切るハサミは専用にした方が良いですね。
■紙を切りやすいハサミって?
では紙を切るのに向いたハサミってあるのでしょうか?
実はカシメの部分が若干あまくしてあるのが紙に向いたハサミなんです。
そのあまさがあるために、馬鹿とハサミは使いよう!
といわれるように、きれいに切れるように自然に指を使っているのです。
■紙専用って書いてない!
特に紙専用とも布専用とも書いてないハサミで、どちらも切れるハサミもあります。
手づくりで布も紙も切るとしたら、カシメがしっかりして信頼できるのを選びたいですね。
一般用として手ごろな価格で売られ、布専用にしてもいいくらいのハサミがこれ!
刃物の町、“関”で丁寧に作られているお薦めのハサミです。
一度切ってみると、大切に使いたいっ!て思える不思議な魅力を感じてしまいます。
う~ん・・・私だけなんでしょうか?