ペーパーナプキンを使って簡単ルプセはいかが?
アイディアの泉 01
■ペーパーナプキンを使って簡単ルプセはいかが?
ペーパーナプキンと粒子が細かい日清アソシエイツのグレイスライトで作りました
この粘土が一番相性が良いようです
写真ではわかりにくいかもしれませんが、中央の絵柄の部分はルプセ風になっています
クッキーカットとルプセのMIXといった方がいいでしょう
縁はクッキーカット、他はルプセといったところですね
実は信じられないほど。あっという間に出来上がってしまいました
私は撮影をしながら40分ほどで作ってしまいました
なんと! 接着剤は使っていません
では、作り方のご紹介です
1.軽量粘土のシートにペーパーナプキンを貼る
最初にするのは、ペーパーナプキンを使う絵柄のフチに沿ってハサミで切り取る作業です
軽量粘土の袋から3cmほどの塊を取り出し、引っ張るように伸ばしたり粘土をコネコネします
成分の偏りを無くして、均等にベストコンディションのシートを作るためです
丸めたらOPPの袋やクリアファイルに挟んで、中心から外へ向かって1~2mmの厚さで平らに広げます
最初は手でも伸ばせますが、広くなると粘土用のローラーや代用としてラップの芯を使って伸ばしましょう
粘土の上にシワが寄らないようにふんわりとペーパーナプキンを上に置きます
手の平で優しく密着させましょう
2.モデラで立体感をつける
モデラの曲面を使って絵に立体感を付けていきます
奥にあるものは上から押し付けて低くします
盛り上げたいところには周囲からやさしく寄せながら押していきます
ペーパーナプキンは破れそうで怖いのですが、ゆっくり様子を見ながら押していけば大丈夫
ゆとりを持って焦らないようにしましょう
思った以上に立体感が生まれます
3.周囲を切り取る
モデラの角でペーパーナプキンの周囲の粘土を切り取るようにします
フチが滑らかになるようモデラで押さえていくと、仕上がりがきれいです
4.縁周りを着色
粘土は白いので、プリントから外側の断面の部分はプリントの色より少し地味、又は暗めの色を塗ります
注意::クリアファイルやOPPの袋の上に置いて着色しましょう
5.プラークに貼る
粘土がかわかないうちに、変形しないように丁寧に剥がします
そのまますぐに貼りたいところに貼り付けます(直ぐであれば接着剤は不要)
ペーパーナプキンが破れないように、モデラで付けた凹凸が無くならないように貼り、優しく押さえつけます
もう一度、モデラで凹凸を追加しましょう
密着させたら粘土が硬くなるまで数日間乾かします
保護用に好みのニスを塗って完成です
裏に必要に応じて三角吊り金具などを付けましょう
※前もってプラークの着色は済ませておきましょう
私は、慌てて手持ちのブルーを塗り、生乾きのままスポンジにバラの色でラフにスポンジング(汗)
冷風のドライヤーでざっと乾かしましたが、粘土が乾かないかとハラハラ‼
前もって工程を確認し、準備しておきましょう
●使用した材料:
ペーパーナプキン 362-0376(税込¥352 h)
プレート 544-4026(税込¥495 e)
軽量粘土 760-0875(税込¥728 h)
絵の具 セラムコート202-2478、202-2070
アメリカーナ260-0303
●使用した道具:
モデラ 534-0041(税込¥825 h)
カーブスポンジ 501-6007(税込¥385)※6個中1個のみ使用
クリアファイル又はOPPの袋
筆(平筆2~6号程度)